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この記事の一番最後にあるよ!
サービス提供責任者や管理者は、スタッフへどのような指導をしていかないといけないのかしら??
適切な指導が必要になるんだけど、どんな事を教えなければならないか、一緒に見ていこう
訪問介護スタッフに対する指導法
質の高いサービスを提供できるよう、指導しなきゃいけないのよね
それと、職員が安心して働ける環境も必要なんだよ
効果的なコミュニケーションの重要性
コミュニケーションは人との信頼関係の構築には大事なのよね〜
コミュニケーションは非常に重要な項目です。
利用者やその家族との信頼関係を築くために、以下のポイントを意識して指導しましょう。
- 相手の話をよく聞く
- わかりやすい言葉で話す
- 表情や態度に気をつける
- 共感を示す
- 適切な質問をする
まずは相手の話をしっかりと聞くことの意識づけが必要です。
話を聞き、相手を理解することから信頼感が生まれます。
うなずきや相づちを使って、話に興味を持てているかチェックしましょう。
さらに詳しく学びたい方は過去の研修記事を参考にしてください。
話を聞いてもらうだけでも安心感が違うからね。
話す際には、専門用語を避けるよう指導しましょう。
職場では通じる言葉も、利用者にとっては聞き慣れないものも多くあります。
相手にわかりやすい言葉で説明することが大切です。
相手の立場になって考えないとね。
話す言葉だけではなく、表情にも気を遣うことも必要です。
笑顔や優しい態度は、相手に安心感を与えます。
表情や態度も含めて、相手への配慮が伝わるように、また心がけができるようなコミュニケーション指導をしましょう。
キツイ顔で話されたら、不快になるもんね
相手の気持ちに寄り添い、共感することで信頼関係が深まります。
「それは大変でしたね」などの共感の言葉を普段から使えるようにしましょう。
適切な質問をすることも重要です。
「聞いていなかった」はトラブルの原因の一つ。
疑問点があれば、その場で確認する体制作りを。
目標設定とフィードバックの活用法
明確な目標設定と定期的なフィードバックは、職員の成長に欠かせません。
目標を立てる時、つい漠然とした目標を立てがちになっちゃうのよね
「利用者の満足度を上げる」といった漠然とした目標では、スタッフは何をしていいかわかりません。
「認知症ケアの研修を受ける・認知症ケアの本を1冊読む」など、具体的な行動目標を全体で考えて設定しましょう。
はっきりと到着地点が分かればモチベーションも上がるよね
目標は高すぎず、低すぎず、達成可能なレベルに設定しましょう。
高すぎる目標では、達成しようと無理をしすぎる場合も。
逆に低すぎるレベルでは、職場の改善や職員の能力アップにつながりません。
「どうして目標を達成する必要があるのか?」をスタッフに考えてもらい、行動につなげます。
無理しない目標設定ね❕
また、定期的に進み具合を確認しましょう。
うまくいっている部分や改善点をスタッフと一緒に話し合います。
そして目標達成具合を確認する際には、具体的な指標が必要です。
「よくできています」といった曖昧な言葉では、何がよくて何を改善すべきかスタッフは理解できません。
「認知症がある方の対応が以前よりもスムーズになり、ご家族も安心されているようですね」など、具体例をあげていきましょう。
しかし、改善が必要な点は、否定的な言葉をつかわないようにしていきましょう。
「あの対応はひどかったよ」などの否定的な言葉は目標達成のモチベーションを下げることになります。
改善点を伝える際は、「〇〇をするともっと良くなりますよ」といった前向きな表現で。
スキルアップのためのトレーニングプログラム
訪問介護職員のスキルアップを図るためには、計画的で効果的なトレーニングプログラムが重要です。
- 基本的介護技術の向上
- 新たな知識習得
- 緊急時の対応
- 記録・報告スキルの強化
覚える事が多いのよね…
移乗介助、食事介助、排泄介助などの基本的な介護技術、基本だからこそ定期的に復習をする必要があります。
座学だけではなく、実践的なロールプレイを通じて職員の技術をさらに磨きましょう。
介護機器の使い方や、介護技術の方法、覚えることは日々増えています。
効率的に新技術を学ぶ機会も必要です。
今までのやり方が通じなくなる時だってあるからね
また、緊急時には、何が起きるかわかりません。
利用者の急変時や災害発生時など、緊急事態に冷静に対応できるよう、定期的な訓練・研修を実施します。
さらに詳しく学びたい方は過去の研修記事を参考にしてください。
実際の事例をもとにしたシミュレーション訓練が効果的です。
また、日々の業務を振り返るために、正確な記録が必要となります。
的確な記録を制作する訓練もしていきましょう。
事故報告書などを見直す際にも、具体的な改善点を伝えるよう普段からの意識づけを。
時間管理と計画性
ヘルパーにとって、時間管理と計画性は非常に重要なスキルです。
限られた時間内で効率よく業務をこなし、利用者に質の高いサービスを提供するためのポイントです。
- 大まかな計画作成
- 優先順位の付け方
- 記録の適切な管理
仕事を始める前には、大まかな計画作成は重要です。
1日のスケジュールを事前に立て、それに沿って業務を進めることが重要となります。
突発的な事態にも柔軟に対応できるよう、余裕を持ったスケジュールであるかチェックしましょう。
計画には、移動時間なども考慮する必要があります。
予定通りいかなくても焦らないようなスケジュールにしないとね
スタッフがこなす業務は多岐に渡ります。
すべての仕事に同じように時間をかけていては、時間がいくらあっても足りません。
重要度と緊急度を考えて、優先順位をつける習慣をつけさせましょう。
重要度の低いことは、後でまとめてこなす工夫も必要ね
計画が適切であったのか、計画通りにいかなかった原因は何なのか、振り返るためにも正確な記録が必要となります。
計画通りいった日も、うまくいかなかった日も、記録を見直して全員で改善点を見つけていきましょう。
倫理観とプライバシー保護
利用者の信頼を得るために大切な事は、倫理観を持ち、利用者のプライバシーを守ることです。
誰だってプライバシーを侵害されたら嫌よね
- 個人情報の取り扱い
- 守秘義務の徹底
- プライバシーの配慮
- 利用者の意思順守
- 公平なサービス提供
個人情報の取り扱いは慎重に。
利用者の個人情報は厳重に管理しましょう。
書類は鍵のかかる場所に保管し、不要になった書類などはシュレッダーで処分するなどの基本的なことをスタッフに徹底させます。
仕事で知り得た利用者の情報も個人情報です。
絶対に外部に漏らしてはいけません。
家族や友人など親しい人との会話でも、利用者の話題はしないなどのリスク対策を徹底してもらいます。
参考:「個人情報保護法」を分かりやすく解説。個人情報の取扱いルールとは? | 政府広報オンライン
個人情報の流出がよくニュースになってるわよね
さらに詳しく学びたい方は過去の研修記事を参考にしてください。
入浴介助や排泄介助の際は、利用者の羞恥心(しゅうちしん)に配慮します。
・必要以上に体を露出させない
・他者から見えないように区切るなどの工夫
・利用者への意向確認
・できる範囲は利用者にしてもらう
などの配慮が必要です。
可能な限り、同性の職員が介助するなどの指導も日頃から行いましょう。
介助だから仕方ないという範囲を超えてしまうのはダメなんだよ
特定の利用者をひいきしたり、差別的な対応をすることはあってはなりせん。
利用者への公平さは忘れないように目を配りましょう。
ほかにも研修資料がありますのでご利用ください。
まとめ
- コミュニケーション
- 目標設定
- スキルアップ
- 時間管理
- プライバシー保護
介護職員にとって他にも必要なことは多くありますが、最低限心がけなければならないことを紹介しました。
職員に日頃から心がけるリストを一覧でまとめます
□最後に職員全員でチェックしてみましょう!
□相手の話をよく聞けているか?
□わかりやすい言葉で話せているか?
□表情や態度に気をつけているか?
□目標通りに業務をこなせているか?
□スキルアップに励んでいるか?
□報告書は正確に書けているか?
□業務の優先順位は問題ないか?
□個人情報・プライバシーに配慮がなされているか?