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この研修内容はPDFとして簡単に印刷できるから社内研修の時に使ってね。

ほかにも研修資料がありますのでご利用ください。
参考資料:厚生労働省【地域包括ケアシステム】https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
参考資料:三菱UFJリサーチ&コンサルティング【地域包括ケアシステムの構築における今後の検討のための論点】https://www.murc.jp/uploads/2013/04/koukai130423_01.pdf
地域包括ケアシステムとは?

地域包括ケアシステムは高齢者が住み慣れた地域で最期まで生活できるようにする社会の仕組みの事をいうんだ。
医療・介護のサービスの課題
2025年には団塊の世代が75歳以上となり医療・介護のサービスを必要とする人が増加し、介護・医療保険の財源は圧迫されていきます。
少子高齢化がすすむと、介護やケアサービスを提供していた人の数も少なくなり十分なサービスが受けられなくなる事も問題となっています。

地域によって、サービスの不足などから本人が希望する場所で安心して生活ができない事があるんだ。
地域包括ケアシステムの実現
施設や病院ではなく、自分の家で暮らしたいと願う高齢者はとても多くいます。
そこで国は、高齢者が住みなれた地域で安心して生活をしていけるように、地域の特性をいかして介護・医療サービス・ボランティアなど様々な分野が連携をとり高齢者を支えていくシステムを考え出しました。
それにより一人一人のニーズに応じたきめ細かいケアが実現されます。
地域包括ケアシステムでは本人の意思を尊重しながら、本人の選択で安心して暮らせる環境を作ること目指しています。
・2025年に高齢者増
⇩
・財源の圧迫+介護担い手の減少
⇩
・地域包括ケアシステムの構築

介護が必要になっても住みなれた地域で生活をしていきたいもんね。
地域包括ケアシステムを作る5つ要素

地域包括ケアシステムでは5つの要素がサポートしあい一体的にサービス提供をする仕組みになっているよ。
・介護
・医療
・予防
・生活支援
・住まい
1.介護
高齢者が安心して住み続けるためにその地域にあった介護サービスが充実してなければなりません。
・要支援の方の訪問介護・通所介護を総合事業へ
・定期巡回サービスの導入など
国が決めたサービス内容や利用料金ではなく、各市町村の基準でサービスや利用料金を決める事ができる事業です。
例…地域住民のボランティアグループがレクリエーションを行うデイサービスを提供する。
2.医療
介護サービスと安心して住み続けるために医療サービスが地域で充実してなければなりません。
地域包括ケア病棟の設置など
急性期病院での治療がおわり、退院後すぐに家へ帰るのが不安のある高齢者が不安なく自宅へ帰れるように診療、看護、リハビリを行なうことを目的とした病床。
例…骨折し入院
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治療終了
⇩
退院が決まる
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しかし、まだ自宅での生活に不安が…
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地域包括ケア病棟へ転院
⇩
リハビリ等を行う
⇩
安心して自宅へ
3.予防
趣味の教室などを地域の特性に応じて自治体やボランティアが主体となって運営し高齢者が介護状態や寝たきりにならないように、参加をすすめていきます。

高齢者が社会活動へ参加する事で、役割や生きがいを持って生活を送れるようになるんだね。また、元気でいる事は保険財源の確保にもつながるんだ。
・体操教室
・認知症予防教室
・野外活動
・レクリエーションなど
4.生活支援
自治体やボランティア・近隣住民などが主体となり高齢者が通常の生活を安心して送れるように生活を支援していきます。
・買い物支援
・見守り
・安否確認
・ゴミ出しなど
5.住まい
安心して暮らせる住まいがなければ医療・介護サービスを受ける事ができません。
地域包括ケアシステムでは安心して生活ができる住まいの確保もシステムに組み込まれています。
・自宅をバリアフリーにする
・手すりの設置
・サービス高齢者住宅の整備促進
・空き家と高齢者のマッチングなど
地域包括ケアシステムは各市区町村が主体
地域包括ケアシステムをつくる中心的な立場となるのは市区町村となります。

介護保険法上にしっかりとその責務が明記されているんだよ。
大都市と地方の町村部では高齢化率の違いなどもあり、必要とされるサービスに大きな違いがあります。
各市区町村の課題にあったサービスがうまれる
国が具体的なシステムを作ってしまうと地域ごとの課題に対応ができなくなってしまいます。
地域包括システムではその地域の課題や特性にあわせたシステムを各市町村が主体となり作っていく事としています。
そのため、その地域の課題にあったサービスが誕生していきます。
地域包括ケアセンターの役割
地域包括ケアセンターは地域包括ケアシステムを実現させるための中心となる施設です。
高齢者のためのサポートセンターとなります。
具体的には「介護認定をうけたい」・「財産管理が不安」・「隣に住むお年寄りが認知症かも…」といった相談に対応します。

高齢者のなんでも相談窓口なんだね。

地域包括ケアセンターの役割は大きく4つあるよ。
総合相談窓口
・高齢者の生活・介護に関する相談受付
・介護申請の手続き
・デイサービスや訪問介護の利用につなげるなど
権利擁護の実現
・虐待の早期発見・対応
・消費者被害の相談・対応
・成年後見制度の紹介・活用など
ケアマネジメントの支援
・ケアマネジャーへの指導・サポート
・困難事例の指導・助言など
介護予防ケアプランの作成支援
・要支援者へのケアプラン作成など
多職種連携
病気になったり、介護が必要な状態になっても住みなれた地域で生活をし続けたいと願う高齢者が多くいます。
そのためには、地域における医療や介護などの各機関が連携しチームとなって支援をしていくことが大事になります。
その連携を実現させるための取り組みが【地域ケア会議】です
地域ケア会議とは
地域ケア会議はおもに地域包括支援センターが主催します。

さまざまな関係者が参加し高齢者が生活するうえで抱える問題にたいして、解決策を見つけていく会議なんだよ。
・自治体職員
・ケアマネジャー
・リハビリ職
・民生委員
・看護師
・消防職員など
・困難ケースの解決法をさがす
・参加者同士のつながりの強化
・地域の課題の発見
・地域に合ったサービスを新たに作る
・課題が大きい場合、行政機関などに提言する

すばらしいシステムなのはわかったけど、課題はないのかな??
地域包括ケアシステムの課題

じつは地域包括ケアシステムは以下のような課題を抱えているんだよ。
・医療と介護の連携
・地域格差
・人手不足
・認知度の低さ
医療と介護の連携
医療と介護関係者には目に見えない敷居があると言われ、情報の共有が円滑にはかれていないという現状があります。
地域格差
各市町村の財政や人口によって差があり、地域ケアシステムをうまく構築できない地域も出てくる可能性があります。
人手不足
医療・介護職は慢性的に人手不足です。
そのなかでも特にシステムの中心になる訪問介護サービスの人手不足は深刻で採用が困難な状態になっています。
認知度の低さ
多くの人が地域包括ケアシステムの存在を知りません。知らないためなかなか協力を得られていないという問題があります。
まとめ
地域包括ケアシステムが実現されると介護・医療・予防・生活支援・住まいが地域で一体となって提供されるようになります。
その中でもとくに訪問介護は在宅支援サービスに直結するため特に重要なサービスとなっていくと予想ができます
地域包括ケアシステムをしっかりと理解し、私たちが生活をしている地域の課題はどんな事があるのか、訪問介護のスタッフとして地域に貢献できる事はないかなど考え実行に移していく事がシステム実現には重要になっていきそうです。