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訪問介護事業所の報・連・相(ほうれんそう)の研修

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※本ページはプロモーションが含まれています。ご了承ください

この研修内容はPDFとして簡単に印刷できるから社内研修の時に使ってね。

この記事の一番最後にあるよ!

はじめに

ほうれんそうってよく使うわよね。

(実はあまり詳しくわからないんだけど…)

報・連・相とは、報告・連絡・相談の頭文字を取った言葉で、チームでの業務遂行において非常に重要な役割を果たします。

他にも、従業員同士のコミュニケーションの機会が増えるといったメリットがあるんだ。

普段、利用者とのコミュニケーションに目が行きがちですが、報・連・相を行い職員同士のコミュニケーションにも目を向けていく必要性があります。

報・連・相がしっかりと行われていれば、コミュニケーションがスムーズにとれていることになり、結果的に業務も円滑に進みます。

報・連・相がないと

しかし、報・連・相がないと、事業所内での認識のズレが生まれます。

具体的には

・責任者が仕事の状況を把握できない。

・トラブルが起きても解決策が立てられない。

・事業所内の一体感がなくなる。

これじゃ、いい仕事はできないわね…。

報・連・相とは

報告

報告とは、進め終わった事を相手に伝えます。報告内容は過去の事になっている事が特徴です。

所長
所長

今月は請求業務頼んだよ。

サ責
サ責

はーい。わかりました。

後日…。

サ者
サ者

所長。報告です。

請求業務間違えて入力してしまいました…。

所長
所長

報告ありがとう。

再請求をやってみよう。

連絡

連絡とは、今後の予定や行うべきこと、やってもらいたいことなど未来について伝える事が特徴です。

サ責
サ責

今日訪問した○○さん、歩行状態が悪かったので、移動の時には介助をしてください。

所長
所長

うん。わかりました。

ヘルパー
ヘルパー

はい。わかりました。

報告と連絡って違うのね~。

知らなかった…。

相談

相談とは一人で解決できない問題や、課題に対して他の人に意見や助言などを求める事です。

ヘルパー
ヘルパー

○○さんの介助なんですが、体がとっても重いので事故が起きそう…。

二人対応が必要な気がします。

サ責
サ責

そうね。

ケアマネに相談して二人対応が可能か聞いてみましょう。

報・連・相のコツ

報連相は、訪問介護事業所の業務を円滑に進めるための重要なツールです。

しかし、ただ報連相を行うだけではなく、それをどのように活用するかが重要です。

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一言声をかける

責任者が忙しそうにしている場合、タイミングを無視し自分勝手に伝えると、その場の雰囲気が悪くなってしまうことがあります。

そのような場合には『今、お時間よろしいでしょうか』などと先に伝え、相手に配慮する姿勢が必要です。

結論から先に伝える

結論⇒経緯の順で伝える

経緯から伝えた場合
サ責
サ責

あの、○○さんなんですが…ここのところ体調があまりよくないみたいで…、昨日病院に行ったらしいんですけど、それで…

所長
所長

結局何が言いたんだろ…。

結論から伝えた場合
サ責
サ責

〇○さん。昨日、圧迫骨折の診断をされたので介助の時注意が必要です。

所長
所長

うん。わかった!

結論から伝えると簡潔でわかりやすくなります。

事実と感情を分ける

報・連・相では事実と感情を分けて述べるようにします。

感情が報告内容に影響を与えるのを防ぎ、より明確で効果的なコミュニケーションを行うことができます。

感情と意見を分けることで、問題の本質に焦点を当て、解決策を見つけることが容易になります。感情が介入すると、問題の本質から逸脱する可能性があります。

感情と事実が一緒になってしまった場合
ヘルパー
ヘルパー

頭にくるー!

訪問に遅れた事について、○○さんが怒ってたんだけど、理由も聞いてくれないし!

所長
所長

…。

感情と事実が一緒になってしまった場合だと、問題の本質がどこにあるかわからなくなってしまいます。

感情と事実を分けた場合
ヘルパー
ヘルパー

○○さんの訪問時間に間に合わず、○○さんを怒らせてしまいました。

所長
所長

そっか。

どうして○○さんは、怒ってしまったんだろう??

ヘルパー
ヘルパー

事故で渋滞してしまったんですけど、事前に遅くなる連絡をしなかったからだと思います。

所長
所長

次からは気をつけていこうね。

悪い話ほど早くに報告する

悪い話を後回しにしてしまうと、問題がより拡大してしまいます。

ミスやトラブルなどはなるべく早くに報告して、早期に解決をしていきましょう。

報連相の手段とタイミングはいろいろ

報・連・相が苦手と思っている人は、報連相を対面で直接伝えるもの、と思い込んでいるかもしれません。

確かに、責任者への報連相は、対面でおこなうのが一番理想的です。

しかし、コミュニケーションの手段は、メモ、電話、メール、ラインなど多岐にわたります。

責任者が外出することが多く、対面で伝えられないときは、急ぎの案件であれば電話やメール、急がない場合はメモを書いて渡す方法もあります。

ラインを使っているところ多いわよね~。

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報・連・相をしにくい原因

責任者が威圧的で話しづらい

話しづらい責任者の特徴

・すぐに感情的になる。

・上から目線。

・陰口をよく言う。

・上から目線。

・話すときに顔を見ない。

・いつも忙しそうにしている。

責任者がこのような態度でいると話しかけづらくなり、報・連・相が行われなくなってしまいます。

サ責
サ責

受ける側の態度も見直さないといけないわね…。

話しやすい雰囲気や、風通しの良い雰囲気を作っていきましょう。

ほかにも研修資料がありますのでご利用ください。

研修資料一覧はこちら

まとめ

報・連・相は、訪問介護事業所の業務を円滑に進めるための重要なツールです。

報告、連絡、相談のそれぞれが持つ重要性を理解し、それぞれを適切に活用することで、より良いサービスを提供することができます。

日々の業務の中で報・連・相を意識してみてください。

この研修内容はPDFとして簡単に印刷できるから社内研修の時に使ってね。

ぽっか

ぽっか
ケアパワーラボ(介護・福祉研究所所長)

スポーツジムインストラクター⇒鍼灸治療院⇒デイサービス相談員⇒ケアマネ⇒医療相談員⇒主任ケアマネへ。

複雑な介護保険・福祉制度をわかりやすく! をモットーに日々発信しています。

YouTube発信中。

趣味 筋トレ ボディーコンテスト優勝
日本一体脂肪率が低い?ケアマネ
資格 主任ケアマネ 社会福祉士 鍼灸師 食品衛生責任者
日本福祉大学卒業

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