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ケアマネへの転職を考えている方へ。ケアマネの実際を教えます。

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※本ページはプロモーションが含まれています。ご了承ください

世の中では「離職率が高い」「仕事が大変」とネガティブなイメージがある居宅ケアマネ。

興味はあるけど…めっちゃ大変って聞くし…

実際のところケアマネってどうなの?転職は大丈夫?という疑問に今回は答えてみたいと思ます

現役ケアマネがケアマネの仕事の大変な点・ポジティブな点で書いていくよ。転職の参考にしてください。

【ちなみにですが】

私は鍼灸師として接骨院や整形外科・治療院で10年ほど働いていました。

当時は空前の治療院ブームで街に空き店舗がでるとだいたい接骨院かマッサージ屋さん・歯科医院が入るような状態で、出てはつぶれの繰り返し状態(^^;

もともとは独立して生活をしてやろうって気持ちが強かったので修行10年を目安に起業を目論んでいました。

が…つぶれていくお店を数えきれないほど看取り、自信喪失…

腰痛もキッカケとなり体を使わない仕事への転職を決意。

介護の事を全く知らなかった鍼灸師がケアマネに転職し現在に至っています。

大変な点

大変な点

・責任が大きい

・更新研修が大変

・事務的業務量が多い

・学習の必要性

・便利屋になると悲惨

責任が大きい

ケアマネは、介護計画全体を管理する責任があります。

担当利用者やその家族の生活を左右することにもなるので責任が大きく結構なプレッシャーがかかります。

ケアマネは介護保険の専門家だから発言力があるんだよ。

例えば、本人も家族も自宅での生活を希望しているんだけど、在宅生活が困難になってきている利用者に対して、施設入所の方向でケアマネが押すとそのまま入所になるケースがあります。

施設=悪ではありません。

その家族の介護力なども踏まえ、施設に入所した方が良いケースももちろんあるのですが、入所などでは本人・家族の生活は大きく変わります。

軽い気持ちでの発言はもちろんできません。

また、あの提案で本当に良かったのだろうか…など思い返す事も。。

在宅での支援は本当にできなかったのかな…

更新研修が大変

ケアマネの更新研修の大変さは噂で聞いていると思いますが、それ以上に大変です。

ここ最近はZOOMでの研修が多くなったので、会場まで足を運ぶ必要がなくなりましたが、5年に一度更新をうけなければ資格が失効してしまい働けなくなります…。

しかも88時間もの研修を仕事の合間に受けます。

は、88時間…

費用も都道府県によって違いますが3-5万円。

大体の会社では費用を負担してくれているようですけど…

自分で払ってる人も中にはいるので転職を考えている人は、その会社で負担してくれるか必ず確認したほうがいいですよ。

転職はアドバイザーに相談した方が安心です

事務的業務量が多い

ケアマネジャーは、ケアプランの作成、実施、評価などの業務を担当します。

その都度、記録を残しておかなければならず、相談業務よりも書類作成業務の方がはるかに多くなります。

とにかく記録・記録…

学習の必要性

ケアマネジャーは、介護保険制度の変更などで常に最新の知識を身につける必要があります。

よって日々継続的な学習をします。

介護保険制度をしっかりと把握できていないと仕事ができないんですよね。

また、ケアマネの仕事をしてわかった事は医療と法律関係にも携わる事が多いです。

認知症の方の成年後見制度の利用の事なんかもある程度の知識は必要となります。

成年後見制度についてはこちら

法律かー…。まったく自信ないわ

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便利屋になると悲惨

一人暮らしで身寄りがない方は介護関係以外の事でもケアマネに頼んでくる方がいます。

また病院や役所もケアマネに対してまるでケアマネが親族かのような頼み事をしてくる事が多くあります。

この時になんでもその頼みを聞いてしまうと365日24時間仕事をしなければならなくなります。

この傾向は新人と責任感が強い人に多いです。

個人的な意見ですが、おそらくケアマネが大変と言っている事のほとんどは、この【便利屋】になっている事が原因ではないかと感じています。

ベテランになるほど自分がすべき事をわかっているので仕事がスマートになります。

ポジティブ

ポジティブな点

・キャリアアップ

・腰痛(体力)の心配がいらない

・自分の裁量で仕事を決められる

・絶滅危惧種になれる

・出会いや繋がりが増える

・介護保険の超専門家として

キャリアアップ

ケアマネジャーで働き5年経過すると主任ケアマネジャーになる事が可能となります。

主任ケアマネになると

『地域包括支援センター』

『居宅介護支援事業所の責任者』

として働く事もできる為、年収UPも狙えます。

また、意外と知られていないのがケアマネの実務経験は『社会福祉士』の受験資格である相談援助実務に該当します。

参考資料:公益財団法人社会福祉振興・試験センターhttps://www.sssc.or.jp/shakai/shikaku/route.html

ケアマネからいろいろキャリアアップできるのね~

僕もケアマネの実務経験を活かして社会福祉士をとったんだ。

時間がない人のケアマネ資格取得ツール

腰痛(体力)の心配がいらない

介護職=腰痛 と言っても過言ではないくらいイコールになっています。

私は治療院で働いている時は腰の痛みがひどすぎて、このまま死ぬまでこの治療の仕事はできないな…っていう不安もありケアマネに転職したきっかけになっています。

しかしケアマネはソーシャルワーク(相談援助)になるため体力は必要ありません。

現場仕事のように腰の痛みがあるんだけど、このまま歳とともにさらに腰痛が悪化していくのかな、働いていけるかなって心配はほぼありません。

仕事を覚えてしまえば歳をとっても長く働ける仕事でもあります。

主任ケアマネがあれば独立もできるので、定年後も働きたいけど、もう雇われるのはやだな…

とか体力仕事はちょっと…自分のペースで少しだけ働きたいなどといった事も可能となります。

ケアマネって年配の人でもバリバリやっている人多いもんね

自分の裁量で仕事を決められる

これが私にとっては一番の魅力です。

ケアマネはある程度、自分でその日の仕事の量を調整できます。

月の初めは仕事量を増やして月末はゆっくりし有給を取るというのもありです。

また、近くにデイサービスができたといった情報があれば利用者さんの為にどんなところか見学に行ったりして学びながら楽しんでいます。

同じ事業所の他のケアマネに迷惑をかけなければ特に問題は発生しません。

絶滅危惧種(レアキャラ)になれる

今ケアマネとして働いている人はどんどん減ってきています。

ケアマネの資格は取ったけど働きたくない。

働いたけど辞めたなど。

そういった事もあり、現在どこの事業所もケアマネの求人をだしても1年以上電話すらかかってこない状態です。

ましてや主任ケアマネなんてどこの事業所でも喉から手が出るくらい手に入れたい絶滅危惧種となっています。

引く手あまたの無双状態とはこの事です。

転職して、もし合わなかったらまたすぐに転職できそうね

特に主任ケアマネは、事業所を継続させるために必ず配置しなけらばならず、配置できなければ事業所を閉鎖しなくてはならない為どこも必死で確保しておきたいのです。

ただ、主任ケアマネは求人を出してもまずこないという事は事業所もわかっていますから、ケアマネで募集をかけ、来てくれたらなんとしても自分のところで5年は働いてもらい、主任ケアマネにさせたいんです。

また、長く働いてもらわないと困る為、割とこちらの要望を聞いてくれる事が多くなってきています。

出会いや繋がりが増える

ケアマネジャーは様々な人を巻き込んで仕事をしていく為、出会いや繋がりが圧倒的に増えます。

この繋がりがコミュニケーション力をUPさせます。

また、デイの相談員・福祉用具専門員・訪問介護・看護・行政書士・医師などこれらの業種の方と出会い、繋がり、良い関係性を築いていく事で、困ったときに専門職の知識を与えてもらえ助けてもらえるようにもなります。

仲間がどんどん増えていくのと同じ感覚です。

介護保険の超専門家として

ケアマネ以上に介護保険制度に詳しい職種はありません。

常に介護保険制度の学びと実践をしているからです。

この知識や経験はかなり役に立ちます。親戚や友人の介護相談に乗り本気で感謝されたり、ブログを出し誰かの役に立ったりと。

誰かの役に立つことで自分自身の存在価値が生まれるのでやりがいが非常にあります。

意外となんとかなる

私は恥ずかしながら、リハビリパンツとおむつの違いがわからないままケアマネになりました(笑)

ほかにも老健と特養の違いもわかりませんでしたし、パソコンもインターネットを使うくらいで文字入力もかなり遅かったです。

今考えればこの状態でよくこの業界に転職したなーって思っています。

最初の一年くらいは覚える事も多く正直かなり大変でしたし、毎日何をすればいいのか、何が起こっているのかすらわかりませんでしたが、二年目くらいから一人で大体の事は行えるようになってきました。

意外となんとかなるものです

おそらく介護の基礎知識がある人(介護関係で働いている人)であれば半年程で一人立ちできると思いますよ。

ただし、転職する際には教育システムがしっかりと制度化されたところへの転職がおすすめです。

教育システムがあるところを相談する

ケアマネ資格がない人は、まず資格を頑張ってとってみよう!

さいごに

転職を考えている方は、これらの点を考慮に入れて、最善の決定を下してください。

それぞれの立場や状況により、最適な選択は異なるかもしれません。

自分自身のキャリアゴールや価値観を見つめ直し、自分にとって最善の道を選ぶことが重要です。

それぞれの選択には、それぞれのメリットとデメリットがあります。

それらを理解し、自分自身の目標と照らし合わせて考えることが、成功への道筋をつけることにつながります。

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