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この記事の一番最後にあるよ!
看取りの介護は、医療と介護の連携や利用者や家族の心のケアなど、多くの要素を含んでいます。
看取りの介護とは?訪問介護事業所でできること
看取りの介護とは、死期が近づいた人が、自分らしい最期を迎えられるように支援するケアのことなんだ。
訪問介護事業所のスタッフは、どのように看取りの介護に関わることができるのでしょうか?
今回は、看取りの介護についての基本的な知識と、訪問介護事業所でできることを記載していきます。
看取りの介護
看取りの介護では、延命治療や病気の治療を行わず、自然に訪れる死を受け入れることを前提としています。
利用者の身体的・精神的な苦痛をやわらげ、最期まで尊厳ある生活を支援します。
看取りの介護は、利用者だけでなく、家族や介護者にとっても大切な支援となります。
ターミナルケアとの違い
ターミナルケアってよく聞くけど看取り介護との違いはあるの??
ターミナルケアとは、治療で回復が見込めない状態に受ける医療ケアのことです。
延命治療は行わず、苦痛の緩和や残りの時間を自分らしく過ごす【尊厳ある死】を迎えるため、点滴や酸素吸入などの医療的ケアが中心に行われます。
尊厳死とは、不治で末期に至った患者が、本人の意思に基づいて、死期を単に引き延ばすためだけの延命措置を断わり、自然の経過のまま受け入れる死のことです。
引用:公益財団法人【日本尊厳死協会】
看取り介護とターミナルケアには、終末期に行うケアやサポート・延命治療は行わない、という共通点がある一方、ケアの中心が介護か医療かの違いがあります。
看取りの介護の現状
住み慣れた自宅で最期を迎えたい人は多くいるんだけど、実際は多くの人が病院で最期を迎えているんだよ。
在宅で看取りを希望する人は多いものの、往診に訪れる医師がいない、家族に負担をかけたくないなどの事情により、在宅での看取りが叶わないケースもあります。
しかし、高齢者の増加に伴う医療・介護の需要の拡大や医療費の圧迫、病床不足などの問題から、病院での看取りは限界を迎えつつあります。
参考資料:厚生労働省【令和4年度人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査の結果について】
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001103155.pdf
国の対策
人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン
私もできれば最後は自宅がいいかな…。
だけど、医師に特に根拠もなく『自宅はムリですよ』なんて言われたら難しくなるよね…。
そこで国はガイドラインを作成し、患者の意思を尊重、反映されるように、その意思に基づいた医療とケアを提供することを目指しています。
患者とその家族、そして医療・ケアチームが一緒になって、患者にとって最善の医療とケアを作り上げていきます。
このチームにはもちろん介護従事者も入っているんだ。
参考資料:厚生労働省【人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン】
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197701.pdf
は??
なに?
ホームページ作成!?
見にくくなるじゃない
急になに宣伝してんのよ…
サンプルを実際に見て操作もできるから覗いてみてね。
R7年度から運営規定などはウェブサイトに公表しなければならなくなったんだ。
参考資料【厚生労働省】令和6年度介護報酬改定の概要https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001230329.pdf
宣伝は以上です。引き続き研修をどうぞ。
地域包括ケアシステム
国は,看取りの場所を在宅でも可能とする政策を現在進めているんだ。
具体的には、要介護者や末期がん患者らが地域で暮らすことを可能とする「地域包括ケアシステム」を構築することが目指されています。
「地域包括ケアステム」で、「24時間対応の訪問介護・看護」や「在宅医療の充実」などが強化され、在宅療養、在宅での看取りへの誘導が本格化しました。在宅での療養や看取りを普及させるための制度改革を行っています。
その為、これからは、ますます自宅での看取りが増えていくと予想されます。
地域包括ケアシステムについてわかりやすく解説したものがありますので参考にしてください。
このような取り組みから病院で亡くなる方は減ってきているんだよ。
看取りの介護における訪問介護事業所の役割
訪問介護事業所のスタッフは、看取りの介護において、どのような役割を果たすことができるのでしょうか?
訪問介護事業所のスタッフは、主に以下のようなことを行います。
ほかにも研修資料がありますのでご利用ください。
まとめ
看取りの介護は、死期が近づいた人が自分らしい最期を迎えられるように支援するケアで、利用者や家族だけでなく、社会全体にとっても重要なケアとなっています。
看取りの介護についての理解を深め、実践に役立てることで、訪問介護事業所のスタッフは、より良いケアを提供することが可能となります。
この研修内容はPDFとして簡単に印刷できるから社内研修の時に使ってね。
参考資料:厚生労働省【看取り参考資料】
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000156003.pdf
参考資料:国立がん研究センター【在宅終末期ケアにおける介護専門職と訪問看護師との連携】
https://www.ncc.go.jp/jp/icc/qual-assur-programs/project/050/renkei_H30.4.pdf