
防災防火管理責任者の僕が解説するよ。
BCPが作成されていない介護事業所に対する基本報酬の減算

R7年4月からBCPが作成されていない事業所には、基本報酬の減額となるんだ。研修と訓練も行わないとダメだよ。

画像引用:【厚生労働省】令和5年度 介護BCP策定支援セミナー
BCPを実施するために、以下の措置を講じる必要があります。
□BCP計画書の作成
□従業者へのBCP計画の周知
□BCPに関する研修・訓練の実施(年1回以上)
□BCP研修・訓練の実施記録
訪問介護事業所のBCP計画書の作成・運用の流れ
BCP計画書は作成すれば終わり!
ではダメです!
実際に、その計画書が効果を発揮しなければ何の意味もないからです。
絵にかいた餅にならないようにしていきましょう。
その為にも、実際に災害があったと想定し、BCP計画書がうまく起動するのか、テストを行う必要があります。

画像引用:【厚生労働省】令和5年度 介護BCP策定支援セミナー

流れを簡単に説明するよ。

①事業所の方針を決め、感染症・災害に係る業務継続計画の
・BCP作成を行います。
②次はBCPは作成をして終わりではなく、その計画書に沿って
・訓練と研修を行います。(年1回以上)
③次に実際に災害があった想定での訓練や机上訓練を行ってみて、
・計画書通りに本当に実施できるのかチェック
をしてみます。
④チェックをしてみて、気になるところや改善点が見つかるはずです。
・計画書を修正します。
といった流れを何度も繰り返していき、計画書を磨いていきます。

BCP作成→テスト→改善→BCP作成→…。繰り返していくのね。
従業者へのBCP計画の周知
計画書の作成・修正等を行ったら必ず全スタッフに周知をしましょう。
計画書を作成してもスタッフが理解していないと、いざというときに機能しないからです。
スタッフに周知した際には周知した事の記録もとるようにしていきましょう。
研修や訓練の議事録に計画書の周知を行ったと記載し、スタッフから署名をもらう事を推奨します。
BCPに関する研修の実施
BCPの研修と訓練は年に1回以上行わなければなりません。
研修と訓練を一緒に行うと効率が良くなります。
参加者は、介護スタッフのみでなく、事務員も含め全員で研修を行います。
ケアパワーラボでは、BCP研修を机上で行えるように資料を用意しています。
研修の際にお役立てください。

BCP訓練の研修資料は下記から印刷を行い、保存してください。PDFとして簡単に印刷ができますよ。
BCP訓練の実施

BCP訓練は何をどのように行えばいいのか、わからない方も多いと思います。

解釈通知では訓練の実施は机上を含め実施手法は問わないと記載されているんだ。

参照:指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000772388.pdf

…?

各事業所で作成したBCP計画書に沿って訓練をちゃんと行っていれば
大丈夫ですよって事だよ。
BCP計画書に平時の備えという項目を用意していると思いますが、
平時から訓練や備えを行っていないと、急な対応はまずできないと思っておいたほうが賢明です。
そこで訓練の例ですが、
【BCP訓練・平時からの備え】として
厚生労働省が出している【感染対策普及リーフレット】を使い
・正しい手洗いの方法
・正しいエプロンの着脱方法
をスタッフ全員で行う事も立派な訓練だと考えます。
感染対策普及リーフレット https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001206496.pdf
他にも災害を想定して
【NTT災害用伝言板サービス171・171WEB】を実際に利用(機器の操作)してみる事も立派な訓練です。(※体験利用日:毎月1日・15日 防災週間8/30-9/5 防災ボランティア週間1/15-1/21)
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/images/manual.pdf
https://www.ntt-west.co.jp/dengon/web171/pdf/web171brochure_a4.pdf

画像引用:【厚生労働省】令和5年度 介護BCP策定支援セミナー
また、机上訓練として、ハザードマップを確認し、災害があった際にはどのルートを通ると危ないのか等、スタッフみんなで確認しておく事も有効な手段だと考えられます。
ハザードマップ http://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/bousaimap/index.html?code=1
BCP研修・訓練の実施記録
研修と訓練を行っても、記録がないと行った事にはなりません。
研修と訓練の記録は必ず残しておきましょう。
①研修・訓練を行った日
②時間
③参加者(全員参加しなければなりません)
④開催場所
⑤使用した資料
⑥研修・訓練の内容
⑦次回開催予定日
上記、最低限必要な項目を出してみました。
※記録方法は現在、特に国からの指示はありませんが、各自治体で指示があるようならその指示に従ってください。
BCP研修・訓練の実施記録簿(ひな形)
どのように実施記録を書いたらいいのかわからないと言った声が多くあった為、研修・訓練の実施記録を用意しました。
参考にしてください。

実施記録簿(ひな形)ではケアパワーラボのBCP計画書に沿って案を作成しています。案を参考に各事業所の計画書に沿った訓練を行ってみよう!
※⇩⇩画像クリックで購入画面に進みます。
スマートフォン・タブレットではダウンロードができない可能性がある為、PCからの購入をお願いします。
≪BCP研修・訓練の実施記録簿サンプル画像≫


訪問介護事業所用BCPひな形
BCPのひな形も用意しました。
参考にしてください。
※⇩⇩画像クリックで購入画面に進みます。
スマートフォン・タブレットではダウンロードができない可能性がある為、PCからの購入をお願いします。
≪BCPひな形サンプル画像≫



銀行振込でも対応しています。

必要な書類が多いけどがんばって必ずそろえるようにしてね。
まとめ
災害や緊急事態においてもサービスを安定して提供するためには、計画を形にするだけでなく、それを実際に機能させる仕組みを構築し、定期的に見直すことが不可欠です。
介護事業所はその意義を理解し、他と協力して取り組むことで、より強固な体制を築き、利用者やその家族に安心を提供できる事業所を目指していきましょう。

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